死にたがり日記

体調/日々の所感/ソシャゲのこととか

悪口だけ得意

悪口だけ異様に語彙が多いと言われたことがある。その自覚もある。そのかわりひとを褒めるのは苦手だ。そういえば乙女座は時々皮肉屋とか批評家とか言われるが、わたしは自分を含め人の悪いところを見つけるのが得意なんだろう。そんな特技いらなかった。

 

DMMブックスキャンペーンの時の自分と読みたい本が違いすぎて、アプリを開いて本棚を見るとイライラする。それでも読めそうな本はもう大体読んでしまっており、今は読みたくない本ばかりが残ってしまった。思えば「読みたい」よりも「読まなければいけない」の気持ちで買った本なのかもしれない。読みかけたものもあるけれど、文体も相まってそっと閉じてしまった。好きな文体と嫌いな文体ってほんとにあるんだなと思った(これは単なる一個人の好みの話である)。読みかけた本は、やさしいようで、まとわりついてくるような語り口だった。まとわりついてくるようなというか、大丈夫、全部わかってるからね、と、何も分かってないくせにうんうん頷いて肩を抱いてくるような感じで、ゲエッとなる。或いは主人公が自分の嫌いな自分に似ていたので、「見られている」ように感じバイアスがかかってそう思ってしまったのかもしれない。知りたい何かがわかるかもしれないと結構すがるようなきもちで手に取った気がするが、最後まで読めるか心配になり、しゅんとなった。いやせっかく買ったのだしいつかは読むが。

宝石の国とかチェンソーマンとか漫画もたくさん買っているが全然読む気にならない。漫画って小説読むより苦手かもしれない。火がついたように一気読みできるときもあるけど、紙で買ったときも大抵買ったままの状態になっている。小説と比べると絶対漫画のほうが読みやすいのになんでなんだろうと不思議に思う。週刊誌の長さなら読めるのだけど。絵もあるしコマ割りもセリフもあるし、情報が多すぎてのめり込みすぎるのがしんどいのだろうか。

 

今日は期日前投票に行ってきた。恥ずかしながらこの歳で投票に行くのは二回目なので無駄に緊張した。裁判官の国民審査のことも最近知った(はずはない、きっと学校で習ったけど今の今まですっかり忘れていた)。有権者であるところのわたしは今までこの権利をほったらかしにしていたんだなと思うとゾッとしたというか、若者がうんたらとか、わたしに限っては言われても仕方ないなという気持ちになった。これからもちゃんと選挙には行こうと思う。

一方であらゆる政治家のこと全然信用してない自分もいて(これもまた勉強不足なんだろうけど)、また同じ政権でも違う政権になってもどうにもならないんじゃないかみたいな気持ちもちょっとある。未来に希望を託してというよりは、ちょっと準備をすれば簡単にできることすらやらないで、なんやかんや言って絶望の顔をしてるのは違うんじゃないかみたいな気持ちで投票した。わたしにもそれくらいできるエネルギーはあるのだし。やらないのはただの怠慢だ。本当は局所的に隕石が落ちてきてくれれば早いのだけど。いい方向にとはもう言わないからこれ以上悪くならないでくれ、世の中。

投票所は電車で一駅先のところで、駅の中にお店がずらっと並んでいるのだけど、やっぱり元気が少ないのでケーキだけ買って寄り道はしないで帰った。あとはお昼寝したり壁のカビを頑張って拭いたり力尽きてまたお昼寝したりしていた。なんか、本当に大丈夫なんだろうか、肉体。でも夜になるとお腹がすいて、ごはんも食べることができたし、ケーキはおいしかった。今は冷蔵庫(アイスも冷やせない冷凍庫が内包されている)の霜が溶けるのをずっと待っている。たぶん明日になっても溶け終わらない。どうしような。