並べられた色とりどりの花のなかでそのダリアは燃えていた。赤みがかったオレンジ色と黄色のグラデーション。「燈炎」という名前らしい。もうすぐ誕生日だし花とケーキでも買って帰ろう、と帰り道をうろちょろしていたわたしは引き寄せられるようにその丈夫…
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