死にたがり日記

体調/日々の所感/ソシャゲのこととか

2021-01-01から1年間の記事一覧

お茶汲み撲滅委員会活動記録

偉い人の席がある部署がシマの近くにあるばっかりに、なんの関係もない部署の人間であるはずのわたしが来客対応として茶を出さなければならない。わたしは茶を出さなければいけない日の前日や当日の朝が大嫌いだ。隣の部署の課長たちは、わたしが茶を淹れろ…

悪口だけ得意

悪口だけ異様に語彙が多いと言われたことがある。その自覚もある。そのかわりひとを褒めるのは苦手だ。そういえば乙女座は時々皮肉屋とか批評家とか言われるが、わたしは自分を含め人の悪いところを見つけるのが得意なんだろう。そんな特技いらなかった。 DM…

気圧のせいだから

最近外食をすることがなくなった。一人でさっさと食べて帰るならいいかと思って、外で食べて帰ってくることなんてザラにあったのに。胃の調子が悪いのもあるけどお店を選んで、料理を選んで、食べて、お金を払うという一連の流れが億劫すぎて直帰してしまう…

眠りたい

「自分がこの世でいちばん可哀想な存在だと思いたいのだ」みたいなことを、何かの本で読んでドキッとした気がすると思ったら今思い出した。宇佐見りんさんの「かか」だった。わたしもそうなのかもしれない。この世でいちばん可哀想なら、やさしさを、幸福を…

植え替えのこと/いのちのこと

我が家にはステレオスペルマムの鉢植えがふたつある。ひとつは揷し木で増やした分だ。どちらの鉢植えも最近異様なスピードで土が乾くので鉢の裏を覗いてみると根っこがはみ出ていた。シルクジャスミンの鉢の裏にも根っこの影がちらほら。まだモジャモジャし…

剪定

栄養栄養って思ってたけど今日ぷつんと糸が切れて「食べたくないんだからもう食べなくていいじゃん、もし倒れたら会社行かなくていいし」になってしまった。マジで胃に何か問題があるのか日照時間の減少による抑うつなのかわからない。どうでもいいがウィダ…

人生が透明

昔から自分の人生を生きている感覚が薄い。そういえばそうだと思い当たったのは引っ越し先が決まって疲れて部屋でボーッとしている時で、自分の人生とは……と考えかけて眠くなってやめた。 わたしは誰かの人生の「なにかしらの役柄」になって、そこに寄生しな…

復讐が未遂/胃痛が止まらない

いろんなことがどうしようもない夜、詩でも書いてみようかなと思うが書き方が分からない、あるいはいつも小説だと思って書いているのようなのが詩なのかもしれない。 短歌はやってみたがあまり向いていないと思った。小説も、これは小説ですというテイで二次…

焼きバナナ

齢三十を迎えて早々、胃が再びおしまいになった。治りかけのときに食前の薬を忘れて王将でモリモリ中華を食べたからである。バカなのか?餃子はおいしかったがそういえばわたしにんにく食べすぎるとお腹壊すんだったわ。バカだな。偶然出会った同僚からの誘…

ろうそくは消さずに

並べられた色とりどりの花のなかでそのダリアは燃えていた。赤みがかったオレンジ色と黄色のグラデーション。「燈炎」という名前らしい。もうすぐ誕生日だし花とケーキでも買って帰ろう、と帰り道をうろちょろしていたわたしは引き寄せられるようにその丈夫…

パセリ、レモン、ミント

急に眠りが浅くなった。睡眠薬の量は増えたのに。たぶん朝の薬の量が増えたせいだ。前も、夜に飲んでいた薬の量が増えたときに同じような状態になったことがある。 薬が切れた途端に胃痛も再発し耐えきれず仕事の昼休みに近くの知らない病院に行った。触診で…

九月、薄情者の部屋

九月になった途端コンビニに並び始めたかぼちゃプリンを見てわたしは夏が終わったことを悟った。ひとびとはイベントごとにパキパキと季節を分けて店を彩っていく。ハロウィンの次はクリスマス、イヴが終わればお正月、みたいに。服売り場では秋にはもう冬服…

泥のように眠れない

別に眠くはないのだけれど意識をなくしたくて一生懸命目をつむっていた、ご飯だけはきちんと食べた。薬を飲まなければいけないからというのもある。頭を使わなくていいのでソシャゲの周回をたくさんした。本を読もうとしたけど文字が文字にしか見えなくて諦…

暴力性と赤い花

ロマンチックなものや言葉が好きなこともあれば、そういうの全部燃やして灰にしてその山を踏み潰してやりたい、みたいな気持ちになることもある。明日突然世界が滅亡してわたしの嫌いな奴から順番にくたばればいいのにと思うこともあれば、誰にも何にも死ん…

王子、幸せなんかじゃないよ

一般にうつ状態とか希死念慮とか言われているものが、いつもうっすらと自分の内側に存在している。その存在がなんらかの要因によって無視できなくなったときに病院で薬をもらってやり過ごすわけだ。 前者のことは「虚無」、後者に名前はつけていないが「死に…

さよなら夏、蝉、ひまわり

今日は信号を全部守った。いい子になりたかった。いい子になりたいのは、いい子だねと褒めてほしかったのが始まりだったような気がするが、今はただ、そうすることで存在を許してもらいたいからだと思う。誰かに許してほしい、とずっと思っているが、わたし…

毎日死んでる

ナウシカが腐海の植物を研究していた秘密の部屋とか、時々ツイッターで見かける植物がたくさんの部屋に憧れがある。わたしはいまの住まいを出る予定にしているのだが、無事引越しできたあかつきには部屋を植物でいっぱいにしたいなどと考えながら時間を潰す…

蛹スープ

ここが繭かさなぎのなかなら良かったなあと思いながら布団で丸くなっていた。雨、早朝から起きては寝てを繰り返し、それでも三食欠かさず食べたしお風呂も入ってストレッチもした。偉いよと言ってあげたいがどうにも「やっぱりおまえは生き汚いよ」という声…

野菜

キャロットラペを作ったことがある。コンビニやスーパーの惣菜ばかり食べていて胃腸がが悪くなってきたので、野菜を食べなければと思ったのだ。 住まいの事情でレンジやキッチンが共用になっており、使おうとすると人と鉢合わせる可能性が高い。部屋のなかで…

すき家のごはんに栄養はない

今日はずっと苛々していた。通勤時間に雷が鳴るし、職場で苦手な先輩に話しかけられるし、腕は痛いし、頭は痛いし、ずっとそこはかとなく眠いし、仕事が終わったら然るべき場所で自分の過去と向き合うタイムが始まるからだ。短い用事の電話を取りつつ、仕事…

燃える

外の蝉の声が近くなったり遠くなったりしている。誰かの呼び声で目を覚ましたと思ったのにわたしは今の住まいでひとりで、ああ、さっきの夢だったのか、とひとり納得してまた目を閉じる。起きてやらなければならないことだとか、やりたいことはたくさんある…

7月29日 パラレルワールドのみなさんへ

東京のコロナの感染者が3,000人を大きく超えているというニュースに挟まる「◯◯選手の金メダル」のニュース。頭がぐらぐらする。政府の偉い人たちは、濁った目でよくわからんことを言っている。「自宅が病床」とか、「答える内容はない」とか。以前SNS上で見…

ズル人間

自分は生まれた時から今までずっとズルをして生きてるんじゃないかという思いが突然頭から消えないことがある。ズルというのは具体的には次のようなことを指す。社会をかたちづくる人間を形だけ真似ていること。時々目の前に現れる面倒見のいい人や優しい人…

帰省

電車から降りると草の匂いがした。古ぼけた駅ではつい数ヶ月前ICカードが使用可能になったとのことで、真新しい機械がぽつんと置かれている。タッチすると数百円ほど残高が足りず、精算機を探すがそんなものはなく、窓口も閉まっていて、焦って駅員さんを呼…