死にたがり日記

体調/日々の所感/ソシャゲのこととか

パセリ、レモン、ミント

急に眠りが浅くなった。睡眠薬の量は増えたのに。たぶん朝の薬の量が増えたせいだ。前も、夜に飲んでいた薬の量が増えたときに同じような状態になったことがある。

薬が切れた途端に胃痛も再発し耐えきれず仕事の昼休みに近くの知らない病院に行った。触診で「胃潰瘍…のような抵抗感はないな…」と言われ、お薬手帳と同じのを出してくれてことなきを得た。胃潰瘍ではないらしい。良かった。とりあえず薬があると安心するのと、とにかく胃カメラを飲みたくない。

胃酸が出て苦しくなるから、と食べる量を意図的に減らすと立ちくらみが増えることがわかった。薬を飲む時間が朝に集中してしまいなんとなく昼が不安なので、薬と見た目が似ているラムネを買ってみた。別にラムネは好きではないが眠気対策にも良いというし……。昼間、とくになにもすることがない時間、本当に眠い。夜、夕飯後もひどく眠い。ぐっすり寝たい。あんなに素材集めに明け暮れていたのに急にソシャゲに対するモチベーションが下がる。食欲と睡眠がやられると一気に元気がなくなってしまう。

 

わたしの夢はいつもさまざまな要素が混じってぐちゃぐちゃなのだが、舞台はたいてい実家か小学校だ。中学校とか高校も稀に混ざって出てくるが、大学の建物のことはほぼ記憶にないのか出てこない。今日は珍しく実家じゃない場所の夢のほうが多かった。あのボロっちい合宿所はどこだろう、あんまり覚えていない。

ある人は「人の夢の話ほど面白くない話はない」と言っていたがわたしは最近よく夢日記をつけている。見えない何かへの密かなあてつけの気持ちもあるが、単純に読み返したときには夢の記憶が全くなく、意味がわからなさすぎて笑ってしまうから、というのもある。嫌な思い出がダイレクトに再現されることは少なく、大抵、何かの組織に追われているか戦っているかしている。いつも自分の仲間がほとんど出てこないところを思うに、精神状態はよく表れていると思う。

 

すこし前までは中学の部活の夢をよく見ていた。バスケをしているのだが体が重くてうまく走れない上に何回シュートをしてもボールが届かない、パスもうまくできない、という最悪の夢だ。最近は全然見てない。記憶がもっと深いところまで潜り込んでいるのかなあとも思う。

 

起きているときにぼんやり思い出すのは小学生だった頃の同級生の父親の言葉だ。運動会の時に徒競走で足の遅いわたしとわたしの親に向かって「今度からもうちの子の引き立て役になってもらわないとなあ!あっはっは」みたいなことを言い放ったのであった。家に帰ってから母が「引き立て役だなんて!」と烈火のごとく怒っていたのは覚えている。わたしは当時「引き立て役」の意味がよくわかっていなかったけれど、要はその子よりも「できない子」として振る舞えばいいのだな、というのはすでにインプットされていたので特に何かを思った記憶がない。それを暇なときに何回も何回も思い出している。何回も、何回も、何回も何回も思い出しては、灰が積もっただけのはずの心の底でちろちろ揺れる怒りの炎を眺めている。

 

ほんとうはもうひとつ思い出していることがあるのだけど、それはまた機会があったら書こうかなと思う。誕生日まであと一週間を切ったのに、世界を呪うようなことばかり考えている。呪いのことは伏せて面談の時間にいろいろ話していると、カウンセリングの先生は「自分の本当の気持ちが芽生え始めたんだよ。それを育てていきましょう」と褒めてくれたが、これを育てるとたぶん世界は滅亡する。それは。それはいいんだろうか。