死にたがり日記

体調/日々の所感/ソシャゲのこととか

燃える

 外の蝉の声が近くなったり遠くなったりしている。誰かの呼び声で目を覚ましたと思ったのにわたしは今の住まいでひとりで、ああ、さっきの夢だったのか、とひとり納得してまた目を閉じる。起きてやらなければならないことだとか、やりたいことはたくさんあるはずなのにまるでやる気が起きない。ただ天井を見つめているのが怖いから体の望むままに目を閉じる。じりじりと蝉が鳴く。夏の長い昼寝はとろ火で焼かれているような感覚だ、と、毎年思う。


 昨日はとても元気に活動していたので、今日はその反動なのかもしれない。ままならないなあと思いながら冷凍うどんとペットボトルのお茶をたくさん買ってきた。思い立って体重を測ると予想に反して1キロ増えていた。まあ、食欲のなくなる条件下でなければモリモリ食べているので当たり前か。年齢的に代謝も悪くなっているのかもしれないし、むくみという線もある。


 月曜日からはボーッとしている間もなくものごとが動いていく予感があって、自分の体がついてこられるか分からないが期待もある。劇場版スタァライトのキリンが燃えるシーン、今日の昼間に私を焼いていたとろ火のこと。花屋で見かけたピンクッションという花のかたち。気づけば炎のイメージばかり頭のなかでこねている。もう何度過去の自分の墓を作ったかわからないが、そこに火をつけて、燃やして、灰にして、それから新しいものになりたい。「わたし」は燃え尽きて死んでしまいたい。