死にたがり日記

体調/日々の所感/ソシャゲのこととか

すき家のごはんに栄養はない

今日はずっと苛々していた。通勤時間に雷が鳴るし、職場で苦手な先輩に話しかけられるし、腕は痛いし、頭は痛いし、ずっとそこはかとなく眠いし、仕事が終わったら然るべき場所で自分の過去と向き合うタイムが始まるからだ。短い用事の電話を取りつつ、仕事の合間にいろんなことを考えた。自分を縛っている認知の歪みについて、何があるか、どうしてそれが発生したのか思い当たる節を書いてみようという宿題が出て、書き殴って提出して、ちょうどその頃具合が悪くなったので「その部屋」に行かず逃げ回っていたのである。

他方で、今私をがんじがらめにしている何もかも一気に引きちぎってしまって、それで自分の臓物が一部なくなってしまっても、出血過多で死んでしまっても、楽になりたい気持ちもあった。もう演じたくない、自分ではない何かの皮を被りたくない、自分がなんなのかわかりたくなくなりたくない、偉くなくてもいいしいい子じゃなくていいし誰かの役に立たなくても存在権が欲しい、肉片ひとつにだけでいいから。

切実な気持ちで、或いは、怖い、と思いながら「その部屋」へ向かう。先生はわたしの具合を聞いたあとに、「あの宿題については、もうすこし元気が出てからにしましょう」と言った。そのあとは近況を話したり健やかに眠るためにいくつかの方法を聞いたりしたが、正直、半分も頭に入ってこなかった。

 

部屋を出て気づく。私は落胆して、怒っていたのだった。ゆったり音楽を聴いて不眠をやり過ごしている場合ではないような気がしていたのだった。一刻も早く、生きてていいよ、って言われたかった。誰に。自分に。だから助けて欲しかったのに。

 

あのとき先生に、「そんなことはいいから、宿題の答え合わせをしてください」と言えればよかったのに。死んでもいいから、もうなんにも残らなくてもいいから、この偽物の私たちを全部壊して割って燃やしてほしい。