死にたがり日記

体調/日々の所感/ソシャゲのこととか

焼きバナナ

齢三十を迎えて早々、胃が再びおしまいになった。治りかけのときに食前の薬を忘れて王将でモリモリ中華を食べたからである。バカなのか?餃子はおいしかったがそういえばわたしにんにく食べすぎるとお腹壊すんだったわ。バカだな。偶然出会った同僚からの誘いだったので断りづらかったのもあると言い訳を添えておく。

本日、豆乳と豆腐とヨーグルトとバナナと白湯しか摂取していない。おかげで昨日よりはいくらかみぞおちの痛みがマシである。バナナは特にとても好きというわけではないのだけど、昔からエネルギーのもとというし食べとけば死なないだろうという安易な判断のもとメニュー入りした。今日は焼きバナナ、なるものを試したみた。トースターのなかでみるみる黒くなるバナナの皮に一抹の不安を覚えたが中身はあったかいバナナだった。あったかいバナナ、意外とおいしかった。晩ごはんだったのでせめて雰囲気を出すためにオリーブオイルと黒胡椒をかけて食べるレシピでいただいた。あとは白湯。おかゆをつくる気力もないしレンジも好きな時に使えないので胃を温めるのに苦心している。

 

胃が受け付けないだけで普通に食欲はあるので、帰り道の焼き鳥屋さんのテイクアウトが気になるし、カレーが食べたい。オムライスとか、ハンバーグとかもたべたい。コロナ禍が始まる前はふらっとお気に入りの洋食屋さんに行って食べていたし、コロナ禍の間もすこし落ち着いている時期にたまにひとりでふらっとお店に入ってごはんを食べたりしていた。今はもうコロナとか関係なく自分の肉体の問題でそういうことが一切できない。頭がやりたいと言っても胃が受け付けない。食欲の秋とは一体。体と心がちぐはぐなのはいやだね。胃カメラの手配をしてもらおうかどうか悩んでいるが、引っ越し先探しも控えているため、もう少し白湯と市販の胃薬で様子を見てみようと思う。

 

水差しで根っこを出していたミントを植え付けてみたのだが一本枯れてしまった。もう一本はなんか元気そうだが、ちょっと新芽が黄色く見えてしまって心配で、水足りないのかなと思ってまた水をやってしまう。単なる光の加減かもしれない。明日この子もシオシオになっていたら悲しいな、胃がシクシクしちゃうな。

普段ズボラなくせに何故か植物に関しては放っておく、が上手にできない。人に関してももしかしたらそうなのかもしれない。

このまえカウンセリングに行って先生に言われてふーんと思ったのが、「一人が好き、というのがあなたの元々の性質か、育った環境によって歪んでしまった認知によってそう思わされているのか、今の段階ではわかりかねる」ということだった。カウンセリングは毎回毎回、心から棘を抜いて血を流しながら根っこをほぐしている感じでかなり疲れる。あいつもあいつもあいつも大嫌いだ、絶対に許さないからな、と暴れていたかつてのわたしには残念ながら同化できないのだが(疲れた)、暴れている自分自身は知覚できるので毎日見つめている。その怒りたるや、きっと世界のひとつやふたつめちゃくちゃにして燃えるゴミにできると思う。わたしは、この世の九割が嫌いだから、そういうことを考えているときの方が元気が出る。今だってほとんどが嫌いだよ。かつてのわたし、世界を滅亡させてくれ。