死にたがり日記

体調/日々の所感/ソシャゲのこととか

7月29日 パラレルワールドのみなさんへ

東京のコロナの感染者が3,000人を大きく超えているというニュースに挟まる「◯◯選手の金メダル」のニュース。頭がぐらぐらする。政府の偉い人たちは、濁った目でよくわからんことを言っている。「自宅が病床」とか、「答える内容はない」とか。以前SNS上で見かけた「こんなクソみたいな国とっとと出ていきたい!」という知らない人のひとことに私はぐさりと胸を刺された。そのときは、そうか、ここはクソ国だったのか、でもそうはいってもさあ、などと随分取り乱したものだが、今日はなんとなくあの人の気持ちがわかる。偉い人たちのあの、濁った目に私たちの生活のことなど微塵も映っていない。

私は始まってしまった今回の五輪のことをどう受け止めていいか分からない。ただただ、この生活の「わけのわからなさ」が怖い。五輪の情報を遠ざけておきたいのに、ツイッターにもでかでかと「オリンピック!!」のような表示があらわれはじめた。アカ消ししては復活させ十年とすこし続けたこの青い鳥とももうお別れどきなのかもしれない。


でも、今日はいいこともあった。いま私は怒っているのだな、と思えたこと。お昼ご飯に好きなパン屋さんのパンを食べたこと。職場に行ってもお腹が痛くならなかったこと(たぶん上司がいなかったからだと思う)。綺麗な花の写真を見せてもらったこと。


他にもたくさんたくさん考えごとをしたのだが、一時間書くとおでこのあたりがギリギリ痛んで「もうやめてください」と言い出す。これ以上はもう書けない。言葉じゃなくて、たとえば色塗りとか絵とかならもう少し吐き出せるのだろうか。明日あたり試みても良いのかもしれない。