死にたがり日記

体調/日々の所感/ソシャゲのこととか

ズル人間

自分は生まれた時から今までずっとズルをして生きてるんじゃないかという思いが突然頭から消えないことがある。ズルというのは具体的には次のようなことを指す。社会をかたちづくる人間を形だけ真似ていること。時々目の前に現れる面倒見のいい人や優しい人の、その優しさを搾取するだけしてなにひとつ返さないところ。家族のなかでひとりだけ都会にいて、便利な暮らしを享受しているところ。自分で選んだ病院で薬を貰って、今日も生きながらえているところ。他にもたくさんあるがキリがない。存在がズルといっても過言ではないと、個人的には思う。

世の中を見ているとズルい人間ほど長生きをするものらしい。わたしもきっとこのままでは長生きをしてしまう。たくさんのズルくない人を踏みつけて、その屍の上で。

これまで直接誰かに死ねと言われたことはない。だけどわたしは自分のズルい半生のことを思うと、生きているのがとても恥ずかしくなる。とても、だ。


今日はそんな日だった。お昼ごろ、悲しさとか苦しさが限界で早退を考えたが上司に「早退したいです」のひとことが言えず、結局そのまま乗り切った。とにかく眠りたくてお医者さんに睡眠薬を変えてもらえないか相談に行った。見たことない薬を出してもらった。もうなんでもいい。効いてくれ。

ツイッターのTL、占いのHPを見ても文字がグニャグニャして見える。こうして日記を書いていてもしょっちゅう打ち間違いをする。寝不足のせいですかねとお医者さんに聞いたら抑うつの症状かもねと言われた。昨日なんやかんや気を揉んで予定を立てまくったので疲れてしまったのかもしれないなと思った。


わたしがズルばかりして生きてきたというのは三分の一くらい認知の歪みによる誇張表現だと思うのだが、三分の二くらいはきっと事実なんじゃないだろうか。わたしの心のなかにずっとある黒い塊はきっといくつかは心と一体化してしまっていて、わたしはその歪さや汚さを許すまではいかなくても、自分のものだと認識しなければならないのだろうな。


ズル人間。オチはないです。