死にたがり日記

体調/日々の所感/ソシャゲのこととか

暴力性と赤い花

ロマンチックなものや言葉が好きなこともあれば、そういうの全部燃やして灰にしてその山を踏み潰してやりたい、みたいな気持ちになることもある。明日突然世界が滅亡してわたしの嫌いな奴から順番にくたばればいいのにと思うこともあれば、誰にも何にも死んでほしくないただ心安らかに生きてほしいみたいな気持ちになることもある。どちらのわたしが本物なのだろうと職場のお手洗いで緑色の石鹸を泡立てながら考えたが、答えなんて多分ないのだと思う。生まれた時から暴力的な自我とそうでもない自我が存在していて、それらはしばしば相反する。人間なんか矛盾の塊のようなものだけど、わたしはときどき自分のなかにその矛盾があるのが気持ち悪くてたまらなくなるときがある。だから何をどうするというわけではないのだけれど。脳みそのなにかの特性なのかもしれない。

暴力的な自我は消えない。消えてくれない。ほんとうにずっと怒っている。みんなどうやって自分のなかの暴力性と折り合いをつけて生きているのだろうね、と以前身内と話したことがある。わたしのなかのそいつは赤黒い服を着ている。わたしはそいつを、ひとりで眺めているぶんには嫌いではない。もうひとつのふにゃふにゃの自我よりよほど言っていることがよく分かるからだ。

「わたしの葬式は真っ赤なドレスに目立つリップで棺のなかにはこれまた真っ赤な花をどっさり入れてくれ。骨は、死ぬ前までにお気に入りの木を育てるから、そのへんに撒いてくれ。だから墓は要らない。木の妖精に生まれ変わるから。嫌いなやつは見ただけで呪ってやるけど好きなひととはおしゃべりする」

さようですか。でも死ぬとき葬式をとりしきってくれる人がいるとは限らない。なら生きてる間にと思って、生前葬をほんのちょっとだけ調べた。棺に入れるのかなと思ったけどどうもそういう感じではなさそうだった。まあそうだよな。

 

 

今日は先日花屋さんで見つけて購入したアップルミントの植え替えをした。根っこがぎっしり詰まっていてびっくりした。あんまり上手に植え替えできた気がしないのだけどミントは繁殖力が強いと聞くし大丈夫なのかな。心配だ。ちなみに、ニョキニョキ伸びてる葉たちは摘み取ってミントウォーターを仕込んでみた。明日飲んでみる。収穫が早すぎないか?

しかし葉っぱや土を触っていると気持ちが落ち着くなあと思う。アップルミントは甘くてすっとした匂いがする。好きな匂いだ。

 

今週はずっとずっとずっと眠くて今日は本当に泥みたいに眠りたい。明日はお腹の調子が良かったら近くにある好きなケーキ屋さんでケーキを買って食べたい。すぐ胃がキリキリするのに懲りない。でもこれ新しい薬のせいかもしれないから。もう胃は治ってるかもだから、ね。